開催概要

about

第17回スイーツ甲子園 Supported by 貝印

本大会は産経新聞社が主催し、貝印が特別協賛する、高校生のスイーツ日本一を決定するイベントです。お菓子作りが大好きな高校生の皆さんの「夢」を応援してゆきます。

「高校生パティシエNo.1決定戦」では、2024年4月時点で同一の高校に在学している高校生3人1組でチームとなり、お菓子作りの技術とアイデアを競い合います。

テーマに沿ったオリジナルのレシピ(テーマ作品)を応募期限内に提出いただくことで応募が完了し、大会アドバイザーの大森由紀子先生、審査員の日本を代表するパティシエの皆さんが書類選考を行います。

書類選考では、全国を東西2ブロックに分け、各ブロックそれぞれ12チームの計24チームを選出します。書類審査を通過したチームは全国大会予選にて調理試験(※)を行います。調理試験では、応募いただいたテーマ作品を1時間40分以内に作成していただきます。

なお前回同様、全国大会予選は東西ABブロック2日間開催を1日開催とし、調理試験は午前/午後の2部構成で行い、3チームを選出します。筆記試験はありません。

全国大会予選は時間を縮小して行うため、予選ではピエスモンテ部分のパーツを持ち込み可とします。

※今回も課題作品(ジェノワーズ)の制作はありませんが、アントルメは試食審査用と外観審査用の2台制作となります。

予選を勝ち抜いた東西6チームには、全国大会決勝にて2時間30分以内にテーマ作品を作成し、優勝を目指していただきます

スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦

message

大会アドバイザー・大森由紀子さん&審査員

大森由紀子さん
大森由紀子さん

「第17回スイーツ甲子園」の大会アドバイザーは、フランス菓子・料理研究家として知られる大森由紀子さんが就任。本大会には立ち上げ時からコーディネーターとして参加し、全国の審査員パティシエをまとめ、未来のスイーツ業界を担う若者たちの挑戦を、温かく見守ってこられました。

さらに大会を審査していく10名の審査員が決定いたしました。決勝審査員の鎧塚俊彦さんをはじめ、日本を代表するパティシエの方々が審査を行います。

schedule

大会スケジュール

全体の流れ
書類選考、全国大会予選を経て、全国大会決勝を実施する
4月4日(木)
応募開始
6月6日(木)
応募締切
6月末~7月上旬
書類審査 結果発表
8月上旬~中旬
全国大会予選 西日本/東日本ブロック
9月中旬~下旬
全国大会決勝

※出場者の交通・宿泊費は事務局が負担します。

書類選考

書類応募はテーマ作品の制作のみ。
皆様から応募いただいたレシピを、審査員を務めるパティシエの皆様と共に24チームに選抜する。

選考基準 (1)レシピから考えられる味の良さ
(2)作品の仕上がりの美しさ
(3)作品への思い

全国大会予選

全国を東西に分け、書類選考で選ばれた東西各12チームを前半と後半に分けて調理試験を実施、全国大会に進出する東西各3チームを選出する。(ABブロック2日間開催を1日開催に変更)
全国大会予選では、東西各12チームが、1時間40分以内にテーマ作品を製作。ピエスモンテ部分のパーツ持ち込みを可とする。

調理試験(200点満点) テーマ作品の製作(調理時間1時間40分)
〈配点〉

味(80点)

デコレーション(60点)

ピエスモンテに食べて美味しいお菓子が入っているか
例:マカロン、シュー、クッキー、フルーツなど

調理の姿勢(30点)

シンク、調理台、調理台下、ごみ箱はきれいに使えているか
洗い物など後片付けがきちんと出来ているか

食材の理解度(30点)

使用食材を活かせているか

〈減点対象〉
①制限時間オーバー

※1分オーバーにつき調理試験点数から1シェフ5点ずつマイナス。5分オーバーで作業打ち切り。

②応募レシピからの味、見た目の大幅な変更
③その他大会規定違反

全国大会決勝

全国大会予選を勝ち抜いた6チームが東京に集まり、優勝を決定
調理試験:自由作品(テーマ作品)を製作(調理時間2時間30分)

全国大会決勝 優勝賞品

研修旅行 in タヒチ

日本から唯一の直行便を運航している「エア タヒチ ヌイ」から、優勝チームに「タヒチ研修旅行」が贈られます!
タヒチは美食の国・フランス領。温暖でさわやかな風が頬をなでる心地よい地に、世界最高の香りと称される「バニラ」や、芳醇な香りと深い味わいの「カカオ」など、お菓子づくりに欠かせない一流の食材が揃います。そうした食材めぐりや、現地高校生との異文化交流など、タヒチならではの研修内容を準備中です。お楽しみに!

※2024年12月~2025年3月の渡航を予定しています。

研修旅行 in タヒチ写真
研修旅行 in タヒチ写真

出張授業を初開催!『審査員シェフとニップンがあなたの学校に訪問するかも?!

nippn

スイーツ甲子園に応募された学校のなかから東西1校ずつを選出の上、大会審査員と「ニップン」が出張授業へ伺います。小麦粉のバリエーションや特性について、有名パティシエとともに楽しく学びましょう!

※選出校には7月中旬ごろ、スイーツ甲子園事務局より連絡させていただきます。

regulation

食材に関する規定

市販の加工食品をそのまま使用することは原則禁止とします。(クッキーなど)

ただし、以下の食材は使用を認めます。

  • マジパンペースト
  • 缶詰
  • フルーツのジャム
  • 菓子類(パチパチ飴、金平糖、グミ、ゼリービーンズなど)
  • フィアンティーヌ
  • テンパリングチョコ
  • パラチニット
  • ナパージュ
  • 着色料 など

※菓子類は入れた事に対する工夫は評価されますが、 市販品のため味や見た目の審査時には評価対象外となります。

またあんこなど大会当日、制作に時間のかかるものについては事前に制作したものの持込みを認めます。
アルコール類は煮切って「香り」を使う場合のみ、使用を認めます。

※ただしレシピにその旨を記載していただきます。

大幅なレシピの変更は原則禁止とします。

また、以下の例外があります。

  • 分量の変更は認める
    (例)小麦粉100g→小麦粉80g
  • 同様食材の種類、ブランド変更は認める
    (例)生クリーム35%→45%

また決勝出場チームは、全国大会予選後に行われる、シェフとの作戦ミーティングを踏まえて、一部食材を追加変更することができます。

素材について

全国大会予選・全国大会決勝で使用する以下の素材は、記載の協賛企業から事務局が手配いたします。

  • 粉製品:株式会社ニップン
  • 乳製品:中沢乳業株式会社

※上記企業にお取り扱いがない素材は、事務局にご相談ください。

器具・設備に関する規定

基本道具(ボウル、泡だて器、ゴムベラなど)は原則指定のものを使用していただきます。

ただし、以下の場合は持込みを認めます。

  • 貝印製品
  • 貝印製品に無い型類(デコ型など)
  • 作品制作に必須で、貝印で取り扱いのない道具
    (例)100℃以上の温度計、食品用エアブラシ、食用カラーペンなど

以下の使用は原則禁止とします。

  • コールドスプレー
  • ピストレ
  • チョコレートウォーマー

その他会場設備について

  • オーブン‐1チームにつき家庭用オーブン1台(天板2枚)
  • 電子レンジ‐全チーム共有2台
  • 熱源‐ガスコンロ又はIH調理器(2口)
  • 作業台サイズ(目安)‐縦:100cm、横:200cm、高さ:80cm

    ※会場により多少サイズが異なります。

  • 冷蔵・冷凍庫‐指定のサイズ内で使用可
  • ショックフリーザー又はブラストチラー
  • 電源‐2個口まで使用可、タコ足の使用は不可